
Nissei ASB 150DPの加熱機能を最適にする方法
Nissei ASB 150DPを使用している方なら、その問題点はよくわかるでしょう。成形前のプレフォーム全体に均一な熱が行き渡らないと、問題が発生します。私たちは、OEMの価格や部品リストに縛られることなく、この問題を解決したいと思いました。
そこで、使いやすい代替用の赤外線ランプを開発しました。古いランプの位置にそのまま取り付けられ、特別な設定は必要ありません。
電力面の工夫
これらのランプは、PETを素早く加熱するために多くの電力が必要です。しかし、ここがポイントです。タングステンフィラメントの形状を調整しました。なぜかというと、サイクルタイムを短縮するためには適切な熱が必要ですが、同時に機械の電源装置を壊してはいけないからです。
高い出力は素早い加熱には役立ちますが、接続部分に負担をかけます。そのため、接続部分が腐食したり機能しなくなったりするのを防ぐために、耐久性の高いコンタクトを使用しました。
石英と「深部加熱」の秘密
迅速なサイクル処理はガラスにとって大きな負担になります。そのため、高純度の石英を使用しています。急激な温度変化にも耐えられます。また、ハロゲン方式を採用しているため、タングステンが蒸発してチューブが曇るのを防ぎ、何千時間でも明るさを保ちます。
しかし、最も重要なのは波長です。放射光を「短波」として調整しました。これにより、プラスチックの表面だけでなく、プレフォームの内部まで熱が伝わります。より効果的な加熱が可能です。
1つのランプで多くの機械を動かす
世界中のあらゆる機械用に別々のランプを作るのは避けたいと思いました。エンドキャップやワイヤーリードを標準化することで、市場に出回っている約95%の成形機に対応できます。Nissei、Sidel、Kronesなど、どのメーカーの機械でも問題ありません。
ただし、1つアドバイスがあります。これらのランプを最大限に使うと、オーブンが非常に高温になります。汗だくになるような工場や高速で稼働するラインでは、冷却ファンに注意が必要です。空気の流れが悪くなると、どんなメーカーのランプでも早期に故障してしまいます。